2025/12/20
夜10時からのデジタルデトックス
こんばんは
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の勝田です。
私はここしばらく、夜10時を過ぎたらスマホやPC、テレビをオフにして、読書や頭の整理などに充てています。
受け身で流れてくる情報から少し離れ、「自分で取りにいく時間」を取り戻すための、ささやかなデジタルデトックスとでも呼べばいいでしょうかね。
自分事に時間を回したいということもあり、半ば強制的に行動を優先したのですが、やってみると楽しめている現在です。

デジタルデトックスは後付けなのですが、この習慣の副産物として得られるものについて、夜の光が体のリズムに与える影響について少しお話します。
日本睡眠学会の解説によると、人の体内時計は放っておくと夜型に傾きやすく、朝の光はリセット役、夜の強い光は夜型化を進めるとのこと。
家庭の照明でも影響は起こり得るため、就寝の3〜4時間前から明るさを落とし、白っぽい光から電球色に切り替えるのが良いそうです。
「とくに子ども」は大人より夜の光の影響を受けやすく、そもそも端末の使用自体が脳を興奮させるため、寝る前は避けたい。
といった実践的なポイントが示されています。冬は寒すぎも眠りを浅くするため、寝具・寝衣での保温や適切な温湿度も大切です。
そして、ここからは工務店目線で(?)、工事なし/少手間で今日からできる“プチリフォーム”な気分になれる工夫をご提案します。
案① 夜の光をやわらげる
まずは電球を電球色(目安2700Kケルビン)に交換。リビングや寝室など、天井の一灯に頼らず、フロアランプやクリップライトで多灯にすると、眩しさが和らいで自然と画面から手が離れます。端末のナイトモードも併用しつつ、就寝前は“そもそも見る時間を短くする”ことを心がけてみませんか。
案② 置き場所を少し動かす
意志より動線。玄関からリビングの途中に小さな充電トレーを置き、帰宅したらスマホはそこへ。枕元の延長コードは使わずに、置き時計と本だけにすると、寝る前の“なんとなくチェック”が起きにくくなりますよ。
案③寝室は“寒すぎない”を守る
冬の目覚めやすさは冷えすぎが原因になりがち。寝具・寝衣での保温を基本に、必要なら就寝前半だけエアコンを使って温湿度を整えましょう。乾燥しすぎも眠りを浅くします。
結果として、それだけでも寝つきまでの時間が短くなりました。
翌朝は目の奥の重さや疲れもマシだと感じることがあります。
夜の“惰性スクロール”が減る分、読書の続きやコーヒーを淹れるなど「自分で選んだもの」はすぐにその世界に入れるので、充実感が高いと感じています。
通知に押される感じが和らいだり、翌日に頭の中の余計なものを持ち越す”量や頻度”も減ります。
年末の長い休みほど、ちょっと取り入れてみても面白いかもしれませんね。
今回はちょっとした暮らしのご提案でした。
そして、年内の私のブログは本日がラスト。
本年もお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ心と体を休めて、よい年末年始をお迎えください。





